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コラム
赤ちゃんが畳でずりばいをする時に注意したい危険と回避対策を徹底解説

赤ちゃんが畳の上でずりばいを始めると、「肌が擦れて赤くならないか心配」「畳の上にマットは必要?」「どんな敷物が安全なの?」といった悩みが一気に増えます。特に生後6ヵ月前後は、寝返りやうつぶせ姿勢が増え、ハイハイ前の準備段階としてずりばいが活発になる時期。柔らかそうに見える畳でも、実は経年劣化や素材によって赤ちゃんの肘や膝に負担がかかることがあります。

 

さらに、畳の目に入り込んだよだれやほこり、ダニが原因で肌トラブルやアレルギー反応を引き起こすケースも見受けられます。掃除しやすく、通気性が高く、赤ちゃんの成長とともに使える敷物を選ばなければ、快適な育児どころか、安心して目を離すことさえできません。

 

この記事では、育児現場の実例や専門的な選び方のコツを元に、最適なマットの条件、防カビ対策まで徹底的に紹介します。最後まで読むことで、あなたの部屋にぴったりの「安心して赤ちゃんをずりばいさせられる空間づくり」が見えてきます。今すぐ行動に移したくなるヒントが、きっと見つかるはずです。

 

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時友畳商店は、親切・安心・丁寧をモットーに、張替えや新調、オーダーメイドなど多彩なサービスを提供しております。​お客様のご要望に合わせ、縁の有無や素材、カラーなど、豊富な選択肢から最適な畳をご提案いたします。​また、家具の移動やお部屋の掃除もスタッフが対応し、アフターフォローまで万全の体制を整えております。​無料見積もりも承っておりますので、畳に関するお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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住所 〒661-0047兵庫県尼崎市西昆陽1-1-19
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赤ちゃんが畳でずりばいを始める時期と特徴とは

ずりばいはいつから始まる?月齢別に見る発達の流れ

 

赤ちゃんの成長過程において「ずりばい」は、寝返りの次に見られる代表的な移動行動です。個人差はありますが、一般的には生後5~8か月頃に見られ始めることが多く、うつ伏せ姿勢で床に腹部をつけたまま腕や足の力で前方へ進む動きが特徴です。保護者としては「いつ始まるの?」「うちの子は遅いのでは?」といった不安を抱くことも少なくありません。

 

実際のデータによると、日本小児科学会の発育指標では、生後5か月から腕や足の筋力が発達しはじめ、生後6〜7か月でずりばいを行う赤ちゃんの割合が急増します。この時期は個人差が大きく、早い子では4か月で動き出す例もありますが、9か月を過ぎてから始める赤ちゃんもいます。したがって、月齢による目安を知っておくことは重要ですが、それ以上に「その子のペースを尊重する姿勢」が必要です。

 

次の表に、月齢別の一般的な成長段階をまとめました。

 

赤ちゃんの月齢と運動発達の目安

 

月齢 主な動作の発達
生後2〜3か月 首がすわりはじめる
生後4〜5か月 寝返り、うつぶせ保持が可能になる
生後5〜7か月 ずりばいが始まる
生後7〜8か月 ハイハイを始める赤ちゃんも出てくる
生後9〜10か月 つかまり立ちや伝い歩きが見られる

 

このように、ずりばいは運動発達のなかでも中間段階に位置づけられ、赤ちゃんが空間を認識し、行動範囲を広げる第一歩とも言えます。この行動を通じて、赤ちゃんは視覚・触覚・筋力など複数の感覚を統合的に発達させていくのです。

 

保護者の視点では、ずりばいの開始時期を気にするよりも、姿勢が左右非対称になっていないか、同じ側ばかりで体を動かしていないかなど「動きの質」に注目することが大切です。理学療法士などの専門家によると、左右差が大きい場合や腹ばいを極端に嫌がるようなケースでは、発達に支援が必要な可能性もあるため、小児科や発達支援センターへの相談が推奨されています。

 

さらに、ずりばいが始まる時期においては、寝室やリビングの環境を整えることも大切です。安全に移動できるスペースを確保するためには、フローリングや畳など床材の状態、家具の配置、コンセント周りの対策などを見直す必要があります。この点については後述の見出しで詳しく解説します。

 

ずりばいは単なる移動手段ではなく、赤ちゃんが世界と接触し、興味を持ち、自発的に行動する「第一歩」です。親としての役割は、安心して挑戦できる環境を整え、温かく見守ることに尽きます。

 

ずりばい時期における畳の環境の重要性

 

赤ちゃんのずりばいに適した床材として、昔から多くの家庭で使われてきたのが「畳」です。柔らかく温かみがあり、裸足や手のひらで触れても心地よい質感は、成長途上の赤ちゃんにとって理想的な環境とも言えます。しかし、畳だからこその注意点や準備すべき対策も存在します。

 

まず、畳の素材は天然のい草、和紙、樹脂製などに分かれており、それぞれ赤ちゃんの肌との相性が異なります。特に天然い草は吸湿性に優れている反面、ダニやカビが発生しやすい環境になりがちです。毎日の掃除や換気、除湿機の活用は欠かせません。最近ではアレルギー対策を施した防ダニ加工の畳や、撥水性のある和紙畳なども登場しており、赤ちゃんの成長に合わせた素材選びができます。

 

また、ずりばいをする赤ちゃんは床に顔を擦りつけるような動きを見せるため、衛生面への配慮が不可欠です。よだれや汗、時にはおむつからの漏れなどで畳が濡れることも多く、抗菌性の高い敷物や防水シートの併用が有効です。次の表は、畳と敷物を組み合わせた衛生管理の一例です。

 

・畳の種類と推奨される敷物組み合わせ

 

畳の種類 特徴 おすすめ敷物のタイプ
い草畳 吸湿性が高く自然素材 防水シート+洗えるプレイマット
和紙畳 表面強度があり撥水性もある 滑り止め付ジョイントマット
樹脂製畳 カビに強く掃除しやすい 敷物なしでも可(汚れ防止には有効)

 

さらに、畳は断熱性にも優れており、冬場でも床が冷たくなりにくいというメリットがあります。赤ちゃんは体温調節が未熟なため、室温に加えて床の温度にも気を配る必要があります。床暖房の使用に抵抗がある家庭でも、畳であれば温かみを保ちやすく、冷えによる体調不良のリスクを軽減できます。

 

一方で、畳特有の問題として「ささくれ」や「毛羽立ち」があります。これは経年劣化や乾燥が原因で、赤ちゃんの指や足に刺さる可能性もあるため、定期的な畳の手入れや張替えが重要です。畳の表面がざらついていたり、色が極端に褪せてきた場合は、専門業者に相談してメンテナンスを行いましょう。

 

赤ちゃんの移動スペースとして畳を使用する際には、安全面、衛生面、快適性の三要素をバランス良く保つことが大切です。ずりばいの時期は短いようでいて、赤ちゃんの身体機能と知的発達に大きな影響を与える貴重な時間です。畳という日本特有の素材を最大限に活かすためには、環境整備の工夫と定期的なケアが鍵となります。どんな床材よりも赤ちゃんと相性が良い畳を、安全に・清潔に・快適に使う工夫を施すことが、家庭における理想的な子育て空間の実現につながるのです。

 

畳でずりばいは危険?起こり得るリスクと対策

畳でずりばいすると擦れる?痛い?気をつけたい表面状態

 

赤ちゃんがずりばいを始める時期は、生後5〜7か月ごろが一般的とされています。この時期の赤ちゃんは、移動したいという本能的な欲求が強く、寝返りから徐々にずりばい、はいはいへと発達段階を進めていきます。しかし、畳の上でずりばいを始めた際に多くの保護者が心配するのが「肌が擦れて赤くなる」「痛がる様子を見せる」といった表面に起因する問題です。

 

畳は天然素材のい草を使ったものが多く、その柔らかな風合いから「赤ちゃんにも優しい」というイメージがあります。しかし実際には、以下のようなポイントに注意する必要があります。

 

赤ちゃんの肌は非常にデリケートであり、畳の状態によっては摩擦や刺激が強くなることがあります。

 

以下は畳の表面状態別にみたリスクの違いをまとめた表です。

 

畳の状態 リスク要因 推奨対策
新品の畳 表面が硬く、い草の角が立っている 赤ちゃん用マットやタオルなどを敷いて保護
古くて毛羽立ちあり 繊維が肌に引っかかる、擦れて赤くなる 表面の軽い研磨や張替え、敷物での対策
カビや汚れあり 雑菌による肌荒れ、衛生的な問題 こまめな掃除・除湿・抗菌マットの使用が有効

 

摩擦による痛みや赤みを防ぐには、ジョイントマットや防音マットの使用も効果的です。特にジョイントマットは、赤ちゃんの足腰やひじの負担を軽減する役割も果たします。さらに、表面が滑りにくい素材であれば、ずりばいの練習にも適しています。

 

気をつけたいのは、床の温度と湿度です。夏場の高温時や冬場の乾燥した室内では、畳が硬くなったり反り返ったりして肌トラブルの原因になります。赤ちゃんの快適さを第一に考え、常に畳の状態をチェックし、必要に応じて適切な敷物を追加することで安心してずりばいを楽しむ環境が整います。

 

畳のダニ・カビ・よだれ汚れはどうする?清潔に保つ対策集

 

赤ちゃんがずりばいをする環境で見逃せないのが、畳の衛生管理です。特に、ダニやカビ、そして赤ちゃんのよだれやおむつ漏れによる汚れなど、日常生活での「微細な衛生トラブル」が長期間放置されると、肌荒れやアレルギーの原因にもつながります。

 

畳に発生しやすい主な衛生問題と対処法を以下にまとめました。

 

問題点 原因 推奨される対策方法
ダニの繁殖 湿気、皮脂、食べこぼしなどが原因 防ダニスプレー、こまめな掃除機がけ、天日干し
カビの発生 湿度が高い、通気性の悪さ 除湿器設置、定期的な換気、抗菌シートの使用
よだれ・おむつ汚れ 水分+有機物で菌の温床になる 洗えるカバーや撥水シートで保護、すぐに拭き取る

 

赤ちゃんはうつ伏せの姿勢が多く、畳と顔が直接触れる機会も増えるため、畳の衛生状態は直接的に健康に影響します。特に生後6〜12か月の間は免疫力も未熟なため、細菌やアレルゲンへの対策は欠かせません。

 

さらに、畳の素材によって対策も異なります。い草の天然素材は湿気を吸収しやすく、換気が悪いとすぐにカビが発生します。和室の使用頻度が少ない場合は、収納している家具の裏にカビが広がることも。特に梅雨時期や冬場の加湿器使用時には注意が必要です。

 

便利な対策として、防カビジョイントマットや防水プレイマットを畳の上に敷く方法があります。これにより畳を直接汚すことなく、赤ちゃんも清潔で安全なスペースで遊ばせることができます。

 

ずりばい環境に最適なマット・敷物の選び方

畳の上に敷物は必要?使うべきマットの条件と理由

 

畳の上でずりばいを始める赤ちゃんにとって、敷物の有無は大きな影響を与えます。昔ながらの畳は柔らかく、クッション性があるように見えますが、実際にはその表面の材質や経年劣化の度合いによって赤ちゃんの肌を刺激してしまうことがあります。特に寝返りやハイハイを繰り返す時期では、うつ伏せ姿勢が長くなるため、畳の表面と肌がこすれる機会が増えてしまいます。

 

また、畳の繊維に含まれるダニやホコリがアレルゲンとなるケースもあるため、直接寝かせることにはリスクが伴います。赤ちゃんが口に入れてしまうよだれや吐き戻しも、畳の目に染み込みやすく、衛生面でも問題があります。このような背景から、畳の上に敷物を使うべきかどうかという議論は多くありますが、専門家や育児経験者の声を総合すると、「必要」という意見が多数を占めています。

 

特に注目したいのは、以下の条件を満たしたマットです。

 

・敷物選びの基準

 

項目 推奨される仕様・理由
素材 表面がやわらかく、通気性の高いポリエステルやPE素材など。赤ちゃんの肌に優しく、摩擦による赤みを防ぎます。
安全性 滑り止め加工があり、赤ちゃんが動いてもズレにくいものが安心です。つまずき防止のためのフラット構造が望ましいです。
衛生面 防水・防ダニ・抗菌仕様のあるものは、吐き戻しやよだれが染み込まず、掃除も簡単です。洗濯可能なカバー付きが理想です。
厚み 約1~2cm程度の厚みがあると、ずりばい時のひじや膝への負担を軽減し、畳の固さも吸収できます。
サイズと連結性 プレイマットやジョイント式で、部屋の広さに合わせて柔軟に設置できるものが便利です。

 

赤ちゃんの動きは予測がつかず、急な寝返りやうつ伏せからのずりばいで頭を畳にぶつけてしまうこともあります。敷物があればその衝撃をやわらげるだけでなく、冷たい畳の温度も和らげることができます。特に冬場の畳は冷気を溜めやすいため、断熱性のある敷物の使用は快適性と安全性の両面で重要です。

 

一方で、敷物を使うデメリットとしては、畳の通気性が妨げられてカビが発生しやすくなる点が挙げられます。しかし、通気性のある素材や定期的なマットの上げ下げで対応することが可能であり、むしろ敷物を使わないことで起こる肌トラブルや衛生リスクの方が深刻といえます。

 

このように、畳の上に敷物を敷くことは赤ちゃんの健康と快適性を守るうえで非常に重要であり、「敷くかどうか」ではなく、「どのような敷物をどう選ぶか」が育児における鍵となります。

 

ジョイントマットや防水シートの防カビ対策と選び方

 

畳の上に敷くマットとして人気があるのが、ジョイントマットと防水シートです。ジョイントマットは設置しやすく、赤ちゃんが動きやすいスペースを自由に作れる点が魅力です。一方、防水シートは飲み物のこぼれやよだれ、オムツ漏れなどの水分対策に優れています。しかし、こうしたマットやシートを敷く際に注意しなければならないのが「カビ」の問題です。

 

畳はもともと湿気を吸収する性質がありますが、その上に通気性の悪いマットを敷いたままにすると、空気がこもり湿気が蓄積されやすくなります。特に梅雨時や冬場の加湿器使用によって室内湿度が上昇していると、畳とマットの間にカビが発生しやすくなります。

 

以下に、ジョイントマットや防水シートを使用する際に意識しておきたい防カビ対策を示します。

 

・防カビ対策のポイント

 

対策項目 推奨される対応方法
材質選び 通気性のあるEVA素材や、防カビ加工された製品を選びましょう。
敷き方 畳の目に沿って隙間なく敷くことでズレを防ぎ、汚れが入り込むのを防止します。
掃除頻度 少なくとも週に1回はマットをめくり、畳面を乾拭きしましょう。月に1回は陰干しをおすすめします。
湿度管理 室内湿度は40~60%を維持します。加湿器や除湿器を適切に使用しましょう。
併用アイテム マット下に防カビシートや除湿シートを敷くと、より効果的です。

 

特に防水シートは水分を完全に遮断する機能がある反面、通気性が悪くなりやすいため、使用する際は部分敷きにしたり、定期的にめくったりするなどの対処が求められます。また、完全防水のマットではなく、撥水加工されている製品を選ぶことで通気性とのバランスを取るという選択も有効です。

 

設置後も定期的にマットの下の状態を確認し、湿気がたまっていないか、カビの兆候がないかを観察することが、長期間衛生的に使用し続けるためには不可欠です。

 

まとめ

赤ちゃんが畳の上でずりばいを始める時期は、成長の喜びと同時にさまざまな不安や悩みが生まれる時期でもあります。「畳に直接触れて肌が荒れないか」「どのマットを敷けば安全か」「掃除の手間は増えないか」といった疑問を抱えているご家庭は少なくありません。

 

本記事では、そうした不安を解消するために、赤ちゃんの肌に優しい素材選びや、防カビ・防ダニといった衛生面で安心できる敷物の条件を詳しく解説しました。特に、ジョイントマットや防水シートを選ぶ際は、通気性の確保や湿度管理が欠かせないという点にも触れています。

 

育児は毎日の積み重ねであり、小さな配慮が赤ちゃんの安全と家族の安心に直結します。畳でのずりばいを前向きに捉え、最適な環境を整えることは、発達を支える大切な準備です。今すぐできる工夫で、畳の良さを活かした育児空間を整えていきましょう。赤ちゃんが自由に動けるスペースは、家族みんなにとってかけがえのない成長の舞台になります。

 

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よくある質問

Q. 畳でずりばいする赤ちゃんにマットを敷くと、どれくらい費用がかかりますか?
A. プレイマットやジョイントマットを畳に敷く場合、素材や機能により価格帯は大きく異なりますが、一般的には約3000円から15000円程度が目安です。防水性や防カビ加工が施された製品はやや高額になりますが、掃除の手間が軽減されるうえ、赤ちゃんの肌トラブルやけがリスクを大幅に防げるため、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。敷物は「安いから安心」というよりも、成長や発達に合わせて適した環境を整える投資と考えると、最終的な満足度も高くなります。

 

Q. 畳でずりばいさせると肌が擦れて赤くなりますが、これは普通でしょうか?
A. はい、特に経年劣化した畳では繊維が硬くなっているため、ずりばい中に赤ちゃんのひじや膝が擦れて赤くなることがあります。こうした肌トラブルは月齢が6ヶ月~10ヶ月の間に多く見られ、うつ伏せ姿勢や寝返り練習が増える時期と重なります。適度な厚みのあるマット(約1.5cm前後)や、柔らかい素材の敷物を使うことで摩擦による刺激を抑え、肌トラブルを未然に防げます。また、冷え込みが強い冬場は畳が冷たくなりやすいため、断熱性も意識した対策が重要です。

 

Q. ジョイントマットの下にカビが生えることは本当にあるのですか?対策は?
A. 実際に室内湿度が60%以上に達する環境や、加湿器を頻繁に使用する冬場などでは、ジョイントマットの下に湿気がこもりやすくなり、カビの発生リスクが高まります。とくに密閉性の高い防水シートを敷いている場合は要注意です。防カビ対策としては、マット下に通気性のある防カビシートを併用したり、週1回以上のマットの持ち上げ・乾拭き、月1回の陰干しなどが効果的です。畳の寿命を延ばし、子育て空間を衛生的に保つためにも、定期的なメンテナンスは欠かせません。

 

Q. 赤ちゃんのために畳を新しく張り替える場合、どの素材を選ぶべきですか?
A. 赤ちゃんの肌にやさしく、安全性と掃除のしやすさを兼ね備えた畳素材としては、和紙畳や樹脂畳がおすすめです。特に和紙畳は表面がサラサラしており、ハイハイやずりばいの際に滑りすぎず、クッション性も適度にあるため安心です。費用は1畳あたり約8000円から12000円程度が相場で、素材や加工の違いにより異なります。従来のい草畳と比較すると、耐久性・防汚性の面で優れているため、1歳以降の子育て期にも長く使えるというメリットがあります。赤ちゃんと快適に暮らす部屋づくりを考えるなら、施工前の素材選定は非常に重要なポイントです。

 

店舗概要

店舗名・・・時友畳商店
所在地・・・〒661-0047 兵庫県尼崎市西昆陽1-1-19
電話番号・・・06-6431-9491